風林火山を見て思ったこと [長江英和出演作]
昨日、僕が出演しているNHK大河ドラマ 「風林火山」 が放送されました。
映画と違い、ドラマは本放送で初めて自分の “仕事” を見ることになる。だから出演作を見るのは楽しみでもあり、ドキドキもするのです。
撮影時、監督からOKが出れば、仕事としては終わりなのです。しかし演者としては、「ん? 今ので良かったのかな?」 と、思うこともある。
この第6話の収録直後は、“ちょっと大げさに緊張感を出しすぎたかもな~” などと自分なりに思うところもあったので、いつも以上にドキドキしながら放映を見ました。
しかし、どうやら杞憂だったようです。“命を取られてもしかり” の場面なので、結果オーライでした。
役者を20年以上やってきて、このごろ思います。
演技は計算の上だけに成り立つものではなく、置かれた状況や空気感に包まれる境地まで至るべきものではないかと………。
できれば、常に、そういう状態まで自分を追い込みたいものです。
いつも、というわけには、なかなかいきませんが………。
来週も 「風林火山」 (第7話) に出ます。
よろしかったらご覧ください。
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